普段なにげなく使っている「リスト」ですが、
「リスト」に対して考えたことがなかったこともあって、本書を読みました。
リストにはどんな効果があるのか?
リストの使い方など本書のポイントをまとめました。
箇条書きリストとは?
説明するのは不要と思いますが、改めて箇条書きリストについて説明していきます。
(疑問に思ったことないから、説明むずいですねw)
箇条書きリストとは、
・いろいろな目的に合わせて、縦に並べたもの
ですかねw
具体例を示したほうが、わかりやすいと思いますので例を書いていきますね。
例えば、カレーを作るときに使う材料リストを箇条書きリストで表現すると、
こんな感じです。
- 豚肉
- にんじん
- じゃがいも
- たまねぎ
- カレールウ
こんな感じで、箇条書きで一覧をつくるものをリストといいます。
この本は、このリストについて書いてある本というわけです。
一度は使ったことがあるシンプルなリストですが、
仕事でリストをもっと上手く使うや自己分析、
思考を拡張するなどなどリストの活用方法について書いてあります。
リストの効果について
スッキリ化:頭の中の心配事をリストにすることで不安が和らぎ、心理的にラクになれる効果
ハッキリ化:頭の中の思考をリストにすることで考えを具体的な言葉で整理し、記憶しきれないディテールも逃さないことで得られる
リストの効果を深く考えて来たことがなかったですが、
リストを書き出すことにより、頭の中のモヤモヤを言語化することで心理的にラクになったり、思考を明確にすることができます。
自分でも悩みがあるときは、頭の中でグルグル堂々巡りして悩んでも、時間のムダですし、自分が「何を考えているのか」を紙に書くことで、
無理やり堂々巡りから抜け出せる、または抜け出せなくても自分の悩みを明確化できるので、とりあえずリスト化して見るといいですね。
SMARTゴール設定を利用して、もっと箇条書きリストを使いやすくする
重要なのは、実際に書く「やること」の内容です。たとえばやることリストに「仕事をする」と書いてあるだけでは、あまり意味がありません。「仕事」とはなんでしょうか?「やる」とはなにを指しているのでしょうか。
一部省略
私たちは「あとでリストを読む自分がそれを思い出せるだろう」ということを前提にしているのですが、もっと具体的であいまいさのない書き方をしたほうが効果的です。あとで読んだときに、次に行う行動(アクション)が明確になっていて、どれだけ時間がかかるかの見通しが立つようにするには、リストの書き方自体に工夫が必要です。
ぼくも思い当たることが多いですが、今日のやることリストを作るときに「ブログを書く」などのように書いているため、
作業前に何をするんだっけ?と思うことがありますね。
ブログを書くにも、リサーチや記事構成を作るなど、さまざまな作業に分解できますよね。
リストの書き方も工夫が必要で、具体的に書いてあるほうが明確ですし、行動に写せやすそうです。
また、本書ではSMARTなゴール設定を参考にして、リストを書くことを指針にすることを推奨しています。
SMARTなゴール設定を意識して、リストを作成する。
- S(Specific:具体的な)
- M(Measurable:定量的)
- A(Achievable:達成可能な)
- R(Relavant:意義がある)
- T(Time-bound:時間が区切られる)
本に書いてあった面白いリスト
劇作家でエッセイストのカレン・リッツォさんの “Things to Bring, S#!T to Do” という本には “my life in lists”「リストの中の私の人生」という副題がついています。その本の中で彼女は子どものころに作ったリストから、結婚して子どもをもつまでの数十年で作ったものまで、さまざまなリストを紹介しています。その多くは日常のやることリストなどですが、なかには真似をしてみたい面白いリストもいくつかあります。 たとえば「なぜ私はロサンゼルスが嫌いか」というリストと、並行して存在する「なぜ私はロサンゼルスが好きか」というリストがありますし、「今週私が子どもに対して本当に叫んでしまった5つのこと」といったようなユーモアのある
自分の認識での箇条書きリストは、思考の発展させるものではなくて発散させるものだ。という認識だったので、「なぜ、私は○○が嫌いか」などの発展させることにも使用できるというのは、「リストで、こういう使い方もあるのか!」と少し驚きました。
仕事と自分を変える 「リスト」の魔法のまとめ
リストの効果的な使い方がわかって、すぐ使ってみたくなりましたw
普段なにげなく利用するリストですが、奥が深いものなんですね。
ここに書いてある内容は、ほんの一部を要約しただけです。
この他に思考を拡張や夢を叶えるためなど、
リストを使ったフレームワークが多数紹介されていますので、
気になる方は、ぜひ読んでみてはどうでしょうか?
それでは、また!