この本を読んだ理由は、
- タイトルに興味があった。
- 買い物するという環境がどういう風になるのか知りたかった。
買い物しなくなるってことある?っていうタイトルが気になったので、
この本を購入しました。
そして、読書の目的としてこちらを設定しました。
人は「買い物」をしなくなるとは?なんなのでしょう?
この記事は、この疑問を解決します。
2025年、人は「買い物」をしなくなるとはなにか?
本書を読みすすめると、「物を買うという行為がなくなる」ということではなくて、買い物のプロセスが変わるということでした。
(ちくしょー、タイトルに釣られましたw)
それならば、「どう買い物のプロセスが変わるのか?」という点が疑問になります。
買い物のプロセスはどう変わるのか?
筆者は、デジタル先進国のアメリカや中国での消費行動が変化しているといいます。
それは、買い物は消費者にとって「めんどくさいもの」という風になっており、
買い物へのプロセスを省略している店舗が多くなってきているという。
たとえば、レジに並ぶ行為やネットで予約できない店にはそもそも行かないという風にです。
そして、将来は以下のような予測をしています。
- 買い物のために店に行かなくなる。
- 買い物の比較検討が変わって来ている。
買い物のために店に行かなくなる。
まず、買いに行かなくなるですが、インターネットが普及して以降、Amazonや楽天などのECサイトが台頭してきました。
このECサイトの台頭により、ネットショッピングのEC市場規模はは、年々増加しており、これもどんどん伸びることが予想されます。
また、コロナの影響もあり、3密回避のためにネットショッピングの利用は増加するでしょう。そのため、EC市場規模は今後も加速して伸びることが予想されます。
そのため、買い物を目的としてスーパーやショッピングモールに行く機会は減少するため、店に行かなくなるという理由です。

https://www.meti.go.jp/press/2019/05/20190516002/20190516002.html
買い物の比較検討が変わって来ている。
価格ドットコムなどのような、価格比較サイトなどを活用して自分がほしい商品かどうかの比較をしてきましたが、将来的にAIと口コミへ変わるようです。
ネットショッピングで、最初に思い浮かぶのは、Amazonではないでしょうか。
Amazonのでは、検索履歴や購買履歴などのデータをAIが利用して、
「あなたにおすすめの商品」というレコメンド機能が搭載しています。
このレコメンド機能により、商品を選ぶことはなくなり、買うか買わないかの可否判断をするだけになるというでした。
口コミは、マスコミの広告よりも、
身近な友人などのアドバイスやインフルエンサーなどの、商品の感想を信じて購入する人が増えている。
要するに、CMなどの広告は、「広告」だからっていうのを知っているから、買わなくなっている。
それよりも、信頼している人から言われたほうが、今の消費者にとって購買に結びつけているのだそう。
本の感想
タイトルに釣られたというのが、正直な感想です。
うーん、将来は買い物という行為は、こんな感じになるよっていう予測は知ったので、それはよかったですね。
もう少し、この本は読んでみたいと思います。
それでは、また!