久々のブログ更新です。
今回は博報堂ケトルの嶋浩一郎さんの本の読書感想文です。
それでは、いきましょう。
なぜ、読んだのか?

ノート術に興味があり、もっとモレスキンノートを活用したいと思ったためです。
あとは「アイディア」というものをどうやってつくるのかという部分が気になりまして、他人の頭の中や考え方なんて普段わかりませんからね。
それが、Kindle Unlimitedで対象になっていたので暇つぶしがてら読んでみようと思いました。
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嶋浩一郎はどうやってアイディアをつくっているのか?

ざっくりとした「嶋浩一郎のアイディアのつくり方」のフェーズは以下のようになっている。
このフェーズのなかで、特に気になったところのみ紹介していきます。
- 二軍ノートに情報を集める
- 1ヶ月ぐらい情報を寝かせる
- ノートに転記する。
- 情報を抽象化する。
- 情報同士を交配させる
その前に前提として、このアイディア作成法はノートを2つ使用します。
一軍と二軍のノートします。
二軍ノートに情報を集める
二軍ノートには具体的な指針もありますが、特に気にせずガンガンなんでも情報を集めるぐらいの気構えでいいと思います。
いちおう本に紹介されていた指針は以下です。
- ファクト(事実)
- 例:ニュース
- アナリシス(分析)
- 例:本やメディアなどの分析
- オピニオン(意見)
- 例:森喜朗の女性蔑視と問われる発言
- 表現
- エッセイや小説なんでもいい。これは!と思える文章表現
- 示唆を感じさせる情報
また、情報を記録する場合は、ソースも記録するようにします。
ソースを記録する際に記載する情報は以下のような情報もいっしょにノートに記録をとっておきましょう。
- 誰が言ったのか?
- どこで言ったのか?
1ヶ月ぐらい情報を寝かせる
二軍ノートに情報を記録しても、すぐに一軍ノートに情報は転記しません。
1ヶ月ぐらい情報を「放牧」して自分のなかで熟成させましょう。
なんでこの情報を記録したのだろうとか、そういった考えることがもう一段深く脳に刻み込むことが可能になるためです。
二軍ノートの情報も記録したときはおもしろいと思った情報も1ヶ月後には面白くない情報になっていることもありますが深追いしません。
ただ、自分が気になった情報を1軍ノートに記録していきましょう。
収集しただけではダメ!情報を交配させることが必要
情報を一軍ノートに転記させることだけではダメです。
情報同士をくっつけて上位概念の言葉に置き換えることが奇抜なアイディアを生む作業になります。
いわゆる「抽象化」が必要な作業になる。
そして、抽象化した情報同士をくっつけてひとつの言葉にまとめる。
もっとかんたんに言えば、情報の掛け合わせがアイディアということになります。
読書感想のまとめ
具体的なアイディアのつくり方を記載してあり、またページ数が少ないのでサクッと読むことができた本でした。
アイディアをつくるのには、難しいことではなくて、カンタンなことをこの本から教えてもらいました。
Kindle Unlimitedでも読める本ですし、休みの日にでもサクッと読んでみてはいかが?